工程・対応状況別の障害件数

このチャートはLimitedエディションおよびEnterpriseエディションで利用可能です。このチャートを表示するには、対象プロジェクトの【障害管理】の参照権限が必要です。

1. 概要

このチャートは、プロジェクトの品質管理状況を可視化するためのチャートです。各工程における障害の対応状況を積み上げ横棒チャートで表示することで、品質リスクの早期発見と適切な対応を支援します。

このチャートを使用することで、以下のことがわかります。

  • どの工程で障害が多く発生しているか
  • 各工程の障害がどのような対応状況にあるか
  • 対応が滞っている工程はどこか

2. チャートの見方

2.1 画面イメージ

2.2 各要素の説明

要素説明
縦軸工程名を表示します。工程は表示順序に従って上から順に表示されます
横軸障害件数を表示します
棒の長さ各対応状況の障害件数を表します。棒が長いほど件数が多いことを示します
色分け対応状況ごとに色分けされています。詳細は下記の色の意味を参照してください

2.3 色の意味

各対応状況は以下の色で表示されます。

対応状況説明
認定待オレンジ障害が報告され、認定者による確認を待っている状態です
対応待ピンク認定者が障害を認定し、対応者による対応を待っている状態です
確認待対応者が対応を完了し、確認者による確認を待っている状態です
完了確認者が対応内容を確認し、障害対応が完了した状態です

2.4 ツールチップ

チャートの棒にマウスカーソルを合わせると、ツールチップが表示されます。ツールチップには以下の情報が表示されます。

項目説明
工程名カーソルを合わせた棒の工程名が表示されます
対応状況ごとの件数認定待、対応待、確認待、完了のそれぞれの件数が表示されます(0件の対応状況は省略されます)
合計その工程の障害件数の合計が表示されます

2.5 表示件数について

このチャートは積み上げ横棒チャートです。チャートの高さに応じて表示されるバーの数が変わります。

表示ロジックは以下のとおりです。

  1. 工程ごとの障害件数の合計が多い順に、表示可能な行数分だけ表示対象を選定します
  2. 選定された工程を、プロジェクトで設定された工程の表示順序に従って並べ替えます
  3. 並べ替えた順序でチャートに表示します

このため、障害件数が少ない工程は表示対象から除外される場合があります。実際に何件まで表示されるかは、プレビューや実際のダッシュボードでご確認ください。すべての工程の障害件数を確認したい場合は、チャートの高さを広げてください。


3. データの定義

3.1 対応状況の定義

障害の対応状況は、【障害管理】画面で管理されています。対応状況は以下の4つの状態があります。

対応状況説明
認定待障害が報告された直後の状態です。認定者が障害の内容を確認し、対応が必要かどうかを判断します
対応待認定者が障害を認定した状態です。対応者が障害の修正作業を行います
確認待対応者が修正作業を完了した状態です。確認者が修正内容を確認します
完了確認者が修正内容を承認し、障害対応が完了した状態です

3.2 対応状況の遷移

障害の対応状況は、以下の順序で遷移します。

  1. 認定待
  2. 対応待
  3. 確認待
  4. 完了

3.3 工程について

工程は、障害が発生した開発フェーズを表します。工程の名称と表示順序は、【工程タスク成果物登録】画面でプロジェクトごとに設定されています。

一般的な工程の例は以下のとおりです。

  • 要件定義
  • 基本設計
  • 詳細設計
  • 製造
  • 単体テスト
  • 結合テスト
  • システムテスト

3.4 集計対象

このチャートでは、現在表示中のプロジェクトに保存されているすべての障害を対象として集計しています。障害が0件の工程は表示されません。


4. 活用シーン

4.1 こんなときに使う

このチャートは、以下のような場面で活用できます。

  • 品質状況の把握: プロジェクト全体の品質状況を俯瞰的に確認したいとき
  • ボトルネックの特定: 障害対応が滞っている工程を特定したいとき
  • リソース配分の検討: 障害対応にリソースを重点配分すべき工程を判断したいとき
  • 進捗報告: ステークホルダーへの品質状況報告の資料として使用したいとき

4.2 確認のポイント

チャートを確認する際は、以下のポイントに注目すると効果的です。

  • 認定待や対応待の件数が多い工程: 対応の滞留を示している可能性があります。リソースの追加や優先順位の見直しを検討してください
  • 特定の工程に障害が集中している場合: その工程の成果物や作業プロセスに問題を抱えている可能性があります。原因を分析することを推奨します
  • 完了の割合が低い工程: 障害対応の進捗に遅れが出ている可能性があります。対応状況を確認し、必要に応じて対策を講じてください

5. 関連チャート